本日は東京都町田市より、フェラーリ 488のフロントガラスリペアのご依頼をいただきました。

ボディラインが美しいですねぇ〜。

 

さて、問題のヒビです。

ガラスの最下部、黒いプリント部分に大きなヒビが出来てしまっています。

しかも2つのヒビが繋がっている状態です。

工具の先で指し示している、ココと↓

ココです↓

これは、ガラスリペアの中でも最難易度の施工になります。

 

まず、ガラスの縁の黒い部分というだけで、リペア不可とお断りする業者さんも多いです。

というのも通常、作業時はガラスの裏側(室内側)に鏡を設置し、ヒビの内部までレジンが圧入されているのを目で見ながら作業します。

それが黒いプリント部分では、鏡越しにヒビが見えないのでお断りされやすい箇所なんですね。

そもそもガラスの縁から10cm以内という条件だけでも、お断りになる業者さんは多々あります。

 

そして、2つのヒビが繋がっているというのも、お断りの理由として多々ある事例です。

その2つが揃っている状態というのは、なかなかありません。

しかもヒビのサイズもかなり大きい。そしてフェラーリ笑

 

しかし、当店ではリペアが可能です。

今回のヒビも、お客様が出来るだけ費用を抑えられるよう、無駄な施工をしないように工夫をしてのチャレンジです。

2つのヒビが黒いプリント部分にあるという最難易度の状態で、ガラスの縁付近というのはヒビが伸びやすく、かなり繊細で神経を使う作業が要求されます。

しかも、鏡越しには見えない黒いプリント部分の施工は、経験による勘と工夫で対処するしかありません。

 

リペア後です。

2箇所ともヒビ全体にレジンが圧入され、見た目もかなり改善されました。

かなり慎重に、神経を使いながら作業を進めました。

そのかいあって、仕上がりを見たオーナー様にと〜っても喜んでいただけまして、私もとっても嬉しかったです!!

 

似たようなヒビで他店様でお断りされてしまった場合でも、もしかしたらまだリペアで対処出来るかも知れません。

お気軽にご相談ください。

 

ご依頼ありがとうございました!